リサイクルトナーカートリッジを通して環境保護に貢献する一般社団法人日本カートリッジリサイクル工業会

2024年 年間 CO2 削減量

AJCRでは常日頃から環境に貢献すべく様々な取り組みを行っています。その1つがカートリッジをリユースすることで貢献できるCO2排出量の削減です。

 

この度、2024年1年間でE&Qマーク付きリサイクルトナーをご利用いただいた結果、削減できたCO2の算出を試みました。

 

2024年1月~12月 AJCR会員企業による

リサイクルトナー生産本数と年間CO2削減量

 

合計

(千本)

カートリッジ筐体部分の
プラ平均重量(g)

年間CO2
削減量(t)

※1

A3 一体型

976

740 2,238
A3 分離型 1113 367 1,266
A4 一体型 760 374 881
A4 分離型 769 206 491
合計 3,617   4,876

CO2削減量の算出方法について

E&Q認証会員が生産したリサイクルトナーの数を、リユースせずに焼却処分した場合のCO2排出量が削減できたCO2量と考えます。

1. E&Q認証会員が生産している代表的なリユースカートリッジのプラスチック筐体部分の平均重量を計測・算出しました。

2. プラスチック平均重量に年間生産本数を乗じます。これに日本プラスチック工業連盟の「プラスチック廃棄にかかる1kg=約 3.1kgCO2 排出」※1を基準にし算出しました。

 

※1 プラスチックを燃焼させると1Kg当たり理論上約3.1KgのCO2が発生する

日本プラスチック工業連盟-カーボンニュートラルから引用

このように算出したところ、年間 4,876t-CO2、約 35 万本のスギの木が吸収する CO2 を削減※2したことになりました。

 

※2 CO2 1トン=スギ約71本が1年間に吸収できる量

環境エネルギー事業協会-CO2 1トン・1Kg削減はどのくらいかをわかりやすく解説から引用