活動方針(会長あいさつ)
2020年度AJCR活動方針
一般社団法人日本カートリッジリサイクル工業会
会長 林 俊光
新型コロナウイルス拡散という予期せぬ事態から2020年度の出発となりました。
リサイクルトナーカートリッジビジネスにどの様な影響を及ぼすかは不透明ではありますが厳しい環境になるのではないかと懸念しております。
4月開催予定の理事会や各部会も中止し工業会活動も滞っておりますが、ネットツールを利用した運営ができるように事務局を中心に準備したいと考えております。
前期を振り返りますと、純正品の生産は現状維持の状態で大きな変化が見られず当面この状況は継続されると思われます。一昨年も昨年同様横ばいでしたので市場のプリンター稼働台数は維持されていると判断しております。
工業会の前期の生産量は前年対比 98.5%、E&Qマークラベル出荷枚数 98.3%とほぼ横ばいの結果となっており会員各社の努力頑張りに感謝申し上げます。
今期は、在宅勤務や働き方改革などの市場変化がどのような形でリサイクルトナーカートリッジ業界に影響を及ぼすか注視される年度と考えております。
今期は従来にない厳しい状況も予想されますので、会員各社、理事会、部会の提言、ご意見を頂戴しながら工業会が皆様に必要な存在であり続けるように努力してまいります。
主な工業会活動
1.E&Qマークラベルの信頼性向上
2.知的財産権に関する情報収集と情報共有
3.LCA活動をサステナブル経営推進機構と共同し推進
4.模倣品に関する情報収集と情報公開
5.海外情報収集及び海外の工業会との交流
6.工業会の認知度向上のPR活動
7.販売促進に寄与できるツール等の配布
8.福祉施設への寄付活動継続