リサイクルトナーカートリッジを通して環境保護に貢献する一般社団法人日本カートリッジリサイクル工業会

活動方針(会長あいさつ)

2025年度 AJCR 活動方針

              一般社団法人日本カートリッジリサイクル工業会

                            会長 林 俊光

 前期は工業会設立から25周年という記念すべき一年となりました。

ペーパーレス化が進む中での年度となりましたが、前年に比べ若干マイナス成長となりました。しかし、市場環境が厳しい中、会員各社のビジネスへの取り組みは評価されるべきものであり、感謝しております。

 

今年は、年初より地球温暖化も原因の一つ考えられる山火事など、気候変動による災害が増加しています。その対策として、脱炭素社会実現が急務となっており、その一手段としてトナーカートリッジのリユースはオフィスなどで取り組める有効な貢献活動となります。

 

2024年度においては、環境部会を中心に会員の協力により、トナーカートリッジのプラスチック筐体部分のリユースによるCO2削減効果が試算され4,876t-CO2(※1)が達成されました。このCO2削減量は、スギの木約35万本が吸収するCO2量(※2)に相当します。

 

今期は、オフィスにおける有効なCO2削減貢献活動として、トナーカートリッジのリユース拡大をホームページなどを活用して会員各社を支援する事を工業会活動の中心と致します。

 

※1 プラスチックを燃焼させると1Kgあたり理論上約3.1KgのCO2が発生する

(日本プラスチック工業連盟-カーボンニュートラルから引用)

https://jpif.gr.jp/environment/carbon-neutral/

 

※2 CO2 1トン = スギ 約71本が1年間に呼吸できる量

(環境エネルギー事業協会-CO2 1トン・1Kg削減はどのくらいかをわかりやすく解説から引用)

https://ene.or.jp/uncategorized/co2-reduction/

 

 

主な工業会活動 

1.CO2削減効果を具体的に見えるようなホームページの作成

2.E&Qマークラベルの信頼性維持 

3.知的財産権に関する情報収集と情報共有 

4.模倣品に関する情報収集と情報共有 

5.海外でのトナーカートリッジに関する情報収集と情報共有 

6.認知度向上の広報活動 

7.社会福祉団体への寄付活動の継続